デジタル庁がマイナポータルに確定申告の事前準備ページを公開。利用者の意見を反映した機能改善が行われ、証明書取得が簡便に。スマホでの申告も進化。
要約するとデジタル庁は、令和6年分の確定申告に向けて「マイナポータル」に新たに「確定申告の事前準備」ページを公開しました。
このページは、国税庁が提供する「令和6年分の確定申告書等作成コーナー」と連携しており、スマートフォンやPCを利用して、事前準備ができるようになっています。
特に、利用者のフィードバックを基にした機能改善が行われており、外部サイトとの連携手順が短縮されたり、証明書の種類ごとに表示が変更されたりしています。
これにより、初めてマイナポータルを利用する人でも、証明書の取得がよりスムーズで理解しやすくなっています。
また、証明書取得の進捗状況を確認しやすくなるように案内も見直されています。
さらに、Androidスマートフォン向けの電子証明書搭載サービスに対応し、特定の機種ではマイナンバーカードの読み取りに加え、顔認証や指紋認証を用いて確定申告が行えるようになりました。
このマイナポータルとの連携機能は、控除証明書などのデータを一括取得し、確定申告書の該当項目に自動入力できるため、利用者の増加が見込まれています。
前年の令和5年分の確定申告では、190万人がこの連携機能を利用しました。
国税庁による「確定申告書等作成コーナー」は、すべての所得税関連の画面でスマートフォン向けの専用画面に対応しており、PC用のデザインもスマートフォンと統一されています。
これにより、利用者はより便利に確定申告を行えるようになると期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fa67437db8f37ea4fb166e05a80829da93450ede