榊原コミッショナーが海外でのプロ野球開催構想を発表。巨人と阪神の試合をソウルやロンドンで実施したいと述べ、国際化の進展を目指しています。
彼は6日に行われた日本野球機構の仕事始めの際に、MLBが実施しているワールドツアーを例に挙げ、「日本もそうしたことができれば良い」と述べました。
具体的には、巨人と阪神の試合をソウルやロンドンで開催することを提案しましたが、現時点ではまだ構想段階で具体的な議論は行われていないと強調しています。
榊原コミッショナーは、2022年12月に就任して以来、国際化の推進を目指しており、昨年には大谷選手や山本選手が所属するロサンゼルス・ドジャースと、ダルビッシュ選手や松井選手が所属するサンディエゴ・パドレスが韓国・ソウルで開幕シリーズを行いました。
また、今年3月にはドジャースとカブスが東京ドームで試合を行う予定です。
榊原コミッショナーは昨年の韓国での開幕戦を視察し、観光客による航空券やホテルの予約が急増していることを挙げ、経済効果の大きさについても触れました。
彼は「MLBは様々な場所で試合を行い、野球を広めている。
日本もそれに続ければ良いと思うが、経済的な問題や選手の負担を考えると難しい」と述べています。
これにより、プロ野球の国際化が進む中で、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/28427266cd13f0733baca8422221004c1469a27f
コメントでは、榊原コミッショナーが提唱したプロ野球の国際化構想について、多様な意見が寄せられました。
多くの人が、在留邦人が多い地域での試合開催は歓迎されると考えていましたが、具体的な開催地に関しては賛否が分かれました。
特に台湾での試合開催を支持する声が多く、過去の試合での盛り上がりを挙げて期待感を示すコメントもありました。
一方で、ロンドンやソウルなどの野球人気が低い地域での試合開催には懸念が示され、観客動員が難しいのではないかという意見が多く見られました。
また、日本のプロ野球がMLBと比較して国際的な存在感を持つには、さらなるマーケティング戦略が必要だとの指摘もありました。
さらに、プロ野球が昭和の体質から脱却し、現代のビジネススタイルに適応する必要性が強調されていました。
全体として、国際化構想には期待が寄せられる一方で、実現可能性や具体的な戦略についての課題が浮き彫りになったと感じられました。