中国チベット自治区でM7.1の地震が発生し、53人以上が死亡。電力や水道が途絶し、救助活動が急がれています。
要約すると2023年10月7日、中国のチベット自治区シガツェ市で発生したマグニチュード7.1の大地震により、少なくとも53人が死亡し、62人が負傷しました。
震源は深さ10キロで、周辺地域でも強い揺れが感じられ、1,000軒以上の家屋が損壊しました。
中国国営メディアは、地震の規模をM6.8と報じており、余震も観測されています。
この地域は主要な地質断層線上に位置しており、地震が頻発する場所です。
シガツェ市はチベット仏教の聖地であり、重要な宗教的な意味を持つ地域でもあります。
地震による影響で、現地の電力と水道は途絶し、気温はマイナス8度からマイナス18度に下がる見込みです。
観光業にも影響が及び、エベレストへの観光ツアーは全てキャンセルされました。
中国政府は救助活動を展開し、習近平国家主席は被害を最小限に抑えるよう指示を出しました。
隣国ネパールでも揺れが感じられましたが、特に大きな被害は報告されていません。
地震活動が頻繁なこの地域では、過去にも大規模な地震が発生しており、2015年にはネパールでM7.8の地震が発生し、約9000人が死亡しました。
また、地震の影響で、メディアやインターネットのアクセスが厳しく制限されている中で、被災者の救助が急務となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/278bdf7a8b4bf94ffa048c958bf6c15fb97d292b