セルバの調査によると、社内イベントに参加したいと考える人は23%で、47%が反対派。特に社員旅行には参加したくない人が多いことが判明しました。
この調査の結果、社内イベントに賛成する人はわずか23%にとどまり、47%が反対派であることが明らかになりました。
社内イベントを実施している企業は90%に達し、そのうち57%が数カ月に1回の頻度で行っていると回答しています。
イベントごとの参加意欲を調査したところ、飲食を伴う「歓送迎会」や「忘年会・新年会」などのイベントには比較的高い参加意欲が示されました。
一方で、「社員旅行」や「運動会」など、拘束時間が長いイベントに対しては約半数が「参加したくない」と答えており、参加意欲が低い傾向が見受けられます。
参加者が社内イベントに期待することとしては、「参加してもしなくてもいい自由な雰囲気」や「費用を会社が全額負担してくれること」、「楽しくリラックスできる内容」など、ストレスのない環境を求める声が多く上がりました。
この調査は2024年11月27日から12月11日まで実施され、クラウドワークスを利用した自社調査によって行われました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0990a307a7c256a19d6ea1687ce145192df9038b
社内イベントに反対する意見は、参加の強制感や飲み会の目的に疑問を持つ声が多く見られました。
多くのコメントでは、飲み会が実際には仕事のコミュニケーションを促進する場ではなく、むしろ参加したくない人にとってはストレスの原因になっているという意見がありました。
特に、飲まない人にとっては、参加しなければならない雰囲気が一番の問題であり、自由参加が望ましいとの考えが示されていました。
また、社員旅行や運動会といったイベントも、参加すること自体に疲れを感じている人が多く、仕事以外の時間に同僚と過ごすことがリフレッシュにならないと感じているようです。
さらに、社内イベントに対する考え方は、組織の文化や個人の関係性によって異なることも指摘されており、強制的に仲良くすることは逆に関係を悪化させる可能性があると考えられていました。
結局、仕事を通じて築かれる信頼関係が重要であり、社内イベントに参加しなくても良い関係を築く方法があるとの意見が強調されていました。