チベット自治区でM7.1の地震が発生し、9人が死亡。余震も続き、広範囲で影響が懸念される。
要約すると2023年10月7日、中国のチベット自治区で午前9時5分（現地時間）にマグニチュード7.1の強い地震が発生しました。
この地震により、少なくとも9人が死亡したと報じられています。
震源地はチベット高原に位置し、ネパールとの国境に近い地域であることが、米地質調査所（USGS）および中国地震ネットワークセンターによって確認されています。
地震の発生後、複数の余震も観測されており、地元住民の不安が高まっています。
国営新華社通信によると、地震によって村落の住宅が崩壊する被害が出ており、特に震源に近い主要都市シガツェでは影響が顕著です。
シガツェはチベット仏教の重要な聖地であり、ダライ・ラマに次ぐ精神的指導者、パンチェン・ラマの伝統的な拠点でもあります。
USGSの地図によれば、隣国ネパールやインド北部でもこの地震の余震が感じられた可能性があり、広範囲にわたる影響が懸念されています。
地元当局は被害状況の把握や救助活動を進めており、今後の余震やさらなる被害の可能性についても警戒が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36f48756e377ffc7b2e52c790b87a9a04a3d10e3