韓国の冤罪事件再審で無罪確定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国で54年前の冤罪が再審で無罪確定。故ハン・サムテクさんが北朝鮮スパイの濡れ衣を着せられた事件の真実が明らかに。

要約すると韓国で54年前に北朝鮮のスパイとして不当に処罰された故ハン・サムテクさんの再審で無罪が確定した。

この事件は1967年に遡り、ハンさんは在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者と手紙でやり取りをし、63万ウォン(約6万8000円)を受け取ったとして逮捕された。

1971年には懲役3年、執行猶予5年の判決が下され、その後、拷問の後遺症に苦しみながら1989年に亡くなった。

2023年、韓国の「真実・和解のための過去事整理委員会」がこの事件の真実を究明することを決定し、調査を開始。

調査によれば、当時の警察は不法にハンさんを連行し、電気器具を用いて拷問を行い、虚偽の自白を強要したことが明らかとなった。

ハンさんが連絡を取っていたのは、実際には朝鮮総連との関係を断った人々であり、警察はこの事実を確認していたにも関わらず、一審判決は変更されなかった。

ハンさんの遺族は2022年に再審を請求し、裁判所は翌年に再審開始を決定。

検察の抗告は棄却され、裁判所は昨年1月に無罪を言い渡し、その後の二審でも無罪が確定した。

最終的に、検察は上告を行わなかった。

この事件は、韓国における歴史的な冤罪の一例として注目されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e0ac0787e4b7a6c95a07952d9ea1b785122bfbae

関連URL

2025年最新!北朝鮮のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。