ノジマがVAIOを買収し、約93%の株式を取得。ブランド力を維持しつつ成長を目指す。
VAIOの約93%の株式を取得する譲渡契約は昨年11月11日に締結され、買収額は概算で111億円に上ります。
この買収により、VAIOの事業運営方針には変更がなく、ノジマはVAIOの持続的な事業拡大を目指し、ブランド力と高い品質を維持しながら、VAIOの成長ポテンシャルを引き出す方針を示しています。
ノジマは、両社の顧客基盤を活用し、事業機会を創出・拡大することを目指しており、安定した財務基盤を活かしたVAIOの財務戦略の強化も進める計画です。
このように、グループシナジーを発揮することで、VAIOを純国産PCメーカーとして国内外にアピールし、その魅力を高めることが期待されています。
ノジマはIT・デジタル関連商品・サービスの提供を通じて、豊かな生活を実現する「デジタル一番星」という理念を掲げており、グループ全体の企業価値の向上を目指しています。
VAIOの買収を通じて、ノジマはさらなる成長を遂げることができるのか、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8aa088877ab5c54f264eb42d5317471c87e758f3
ノジマによるVAIOの買収に関するコメントには、期待と懸念が交錯していました。
多くのコメントでは、VAIOが国産であり、安曇野の自然豊かな地で生産されることに安心感を持つ一方で、現在のVAIOは魅力が薄れているとの指摘がありました。
特に、商品力や企画力の向上が求められており、消費者向けか企業向けかのマーケティング戦略の明確化も重要だとされていました。
また、SONY時代の魅力が失われたことを惜しむ声も多く、SONYから独立した後のVAIOには、クリエイティブな人材が不足しているとの懸念が表明されていました。
さらに、買収そのものに対する意見も分かれ、良い結果をもたらす可能性もある一方で、悪化するリスクもあるとの見解がありました。
過去にVAIOがスマートフォン市場に参入した際の失敗を挙げ、ブランド復活の機会を逃したことを悔やむ声もありました。
全体として、ノジマによる買収がVAIOにとってプラスになるのか、否かは不透明であり、多くの人々が今後の動向を注視している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
国産、安曇野の自然豊かな地で生産されるPC、ノジマブランドとして買える安心感。
SONY時代に使っていたがVAIO(株)になった途端に魅力が失われた。
買収と言う行為は良し悪しで、悪しき経営で加速的に悪化するケースもある。
2015年のVAIOスマホがVAIOブランド復活の最後の機会だったと思う。
「事業運営方針に変更はなく」と言うのはM&Aの常套句ですよね。