入試直前に予備校「ニチガク」が突然閉鎖。130人の生徒が影響を受け、経営の不透明さが浮き彫りに。生徒たちは混乱と不安を抱えています。
130人の生徒が通うこの予備校は、JR新宿駅から徒歩10分の場所に位置しており、合格実績が誇らしげに掲示されていました。
しかし、閉鎖の知らせは突然で、生徒たちは驚きと困惑の声を上げています。
生徒の一人は「かなりびっくりしました。
誰も知らないって言っているので」と語り、また別の生徒は「受験前までの前払いで250万円ちょっと一括で払ったので、これが返ってこないと許せない」と訴えました。
ニチガクの代理人弁護士は、破産申し立てに向けた債務整理を進める意向を示し、生徒たちが私物を取りに来ることを促しました。
予備校のスタッフも、支払われるべき給料が遅延していることに気づき、経営陣からの説明がないままの閉鎖に疑問を抱いていました。
また、講師の一人は、受験直前の閉鎖は前代未聞であり、業界の暗黙のルールに反していると指摘しました。
さらに、少子化や推薦入試の増加が影響し、予備校の倒産が増加している現状も報じられています。
今回の事件は、生徒たちにとって大きな不安を引き起こすとともに、教育業界全体に波紋を広げる事態となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5e02cdd9440dc9c12d9bfb0bdbc9b9c807cc6181
入試直前に予備校が閉鎖されたことに対するネットのコメントは、多くの人々が経営の不透明さや前払い制度の危険性について懸念を表明していました。
特に、250万円を前払いした生徒がわずか1ヶ月しか受講できなかったことを挙げ、これを詐欺と捉える意見もありました。
多くのコメントでは、被害者に対する学費の返還や法的支援の必要性が強調されており、緊急基金の設立や相談窓口の設置が求められました。
さらに、教育機関の財務状況の定期監査や情報公開の義務化、学費前払い制度の見直しを提案する声もありました。
経営者への法的措置や、破産手続きの透明性についても意見が交わされ、特に生徒や保護者が被害に遭わないような法整備が必要だとの意見が多く見受けられました。
全体として、今回の事件を受けて教育業界の改革が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
前払いで250万支払って1ヶ月しか受講できていない生徒さんがいた。
被害者に対しては、学費返還のための緊急基金の設立を検討してほしい。
高額の前払い契約は危険ですね。
共通テストまで2週間を切ったタイミングでのこの仕打ちに、受験生が気の毒でなりません。
教育業界はどこも厳しい。