北朝鮮が寧辺核施設を補修し、5MWe原子炉を再稼働させることで、核爆弾の原料備蓄を加速しているとの分析が発表された。これにより、国際社会の懸念が高まる。
要約すると北朝鮮の寧辺核施設に関する最新の分析が、米国の北朝鮮専門ニュースサイト「３８ノース」によって発表された。
分析によると、寧辺郡の核施設での補修作業が進行中であり、特に放射化学実験室の熱（蒸気）工場の屋根の補修が完了したと見られている。
また、5MWe原子炉が3カ月間の稼働停止を経て再稼働していることも確認されており、これは北朝鮮が核爆弾の原料を備蓄するための基盤を整えていることを示唆している。
衛星写真からは、冷却水放出地点で氷が解けている様子が見られ、原子炉が稼働中であることが示唆されているが、核燃料再処理活動が本格的に進行しているかどうかは不明である。
さらに、実験室の近隣では掘削作業が行われており、過去の軍事建設旅団に関係する場所で直径1メートルの穴が多数確認されている。
このような状況は、金正恩委員長の命令に基づく核武器庫の拡大を目指す動きと一致しており、北朝鮮が核爆弾原料を備蓄するための土台作りを急速に進めていることが明らかになった。
全体として、これらの動きは国際社会にとって大きな懸念材料となる可能性が高い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cce7ca575e5dfcb4bac60f2433261db673be72a2