藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の竜王戦第3局が京都で開催。意表を突く佐々木の振り飛車に藤井は長考。初日は互角の戦いで終了。
要約すると将棋界の注目を集める第37期竜王戦7番勝負第3局が、京都市の世界遺産「総本山仁和寺」で行われた。
藤井聡太竜王(22)は、佐々木勇気八段(30)の挑戦を受け、シリーズ対戦成績は1勝1敗の状況でスタート。
藤井は名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖といったタイトルを保持しており、4連覇を狙う。
一方、佐々木は初のタイトルを目指している。
初日、佐々木は自身の得意戦法である居飛車を捨て、珍しく振り飛車のダイレクト向かい飛車を選択し、藤井を驚かせた。
この変則戦法は、佐々木が同じ戦法を採用したのが7年前であり、意表を突く展開となった。
対局中、藤井は長考を重ね、持ち時間を削られたが、局面は互角の状態で進行。
藤井は9筋から仕掛けを行い、佐々木が封じ手を指す形で初日が終了した。
藤井の持ち時間は3時間44分、佐々木は4時間40分と、佐々木がやや有利な状況で迎えた。
2日目は午前9時に再開される予定であり、両者の力がぶつかり合う激しい攻防が期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4891e54b1f7b41aaa80bc848ab01eab728d45e1b