水谷豊が主演する「相棒season23」の第10話が放送され、視聴率は10.4%を記録。右京が美術館で出会った青年が関与する殺人事件が描かれる。
水谷が演じる杉下右京と寺脇康文が演じる亀山薫の黄金コンビは、シリーズ3シーズン目に突入しており、社会の変化を描き続ける姿勢を見せている。
水谷は新シーズンについて、社会が萎縮していると感じつつも、「相棒」はその挑戦を続ける意向を示した。
第10話のストーリーでは、右京が美術館で雨宿りをしている際に、特徴的な傘を持った青年と出会う。
翌日、スナックのママが撲殺される事件が発生し、その現場に青年の傘が置かれていたことが発覚。
右京は青年の行方を追い、彼が洋傘店の一人息子である福丸健吾(碓井将大)であることを突き止める。
健吾は半年前に父親と対立し、家を出たという。
右京は福丸と接触し、彼が片思いしていた女性と雨宿りをきっかけに交流を持っていたことを知るが、その女性は半年前に失踪している。
右京は、消えた傘が福丸がその女性に贈ったものである可能性を考え、被害者との関連を調べ始める。
このエピソードでは、偶然の出会いが引き金となり、数奇な事件が展開される様子が描かれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/636122a957a5d3d6b416126de15686b3509edb1d
視聴者のコメントからは、「相棒season23」第10話が比較的地味な内容であったものの、心温まるストーリーとして評価されていたことが分かります。
特に、育ての親の暴力や頑固な親との対立に悩む若者の姿が描かれ、視聴者はその奥深い人間関係に感動したようです。
また、若者二人の子ども時代の出会いで締めくくられるラストシーンが印象的で、視聴後にホッコリした気持ちになったという意見もありました。
さらに、今回はサスペンス要素が薄れ、カップルの運命的な出会いを「雨と傘」をテーマに抒情的に描いた点が評価され、希望に満ちた結末が好評を得ていたようです。
脚本家の光益さんについても、彼の作品からは昔の相棒の懐かしさが感じられつつ、新鮮さもあるとの期待が寄せられていました。
加えて、傘職人のストーリーや美しい傘の描写が視聴者の心を掴み、相棒の魅力である多様な要素が楽しめたとの声がありました。
次回予告に対する関心や期待感も高まり、視聴者は今後の展開を楽しみにしている様子が伺えました。
全体として、視聴者はこのエピソードを良作として捉え、キャスティングやストーリー展開に満足していたようです。
ネットコメントを一部抜粋
今回は、比較的地味な内容でしたが、刑事ドラマというより、昔の純愛ドラマのような、見終わって少しホッコリする感じの物語でした。
一組のカップルを”雨と傘”を題材にして抒情的に描き、ラストの締め方にも希望ある未来が感じられました。
光益さんがこれからの良作を生み出すメインライターになりそうな予感を感じさせます。
傘職人だった男性の一途で切ない思いが疑惑を持たれながらも最後に希望のあるエンディングに繋がっていくのが良かった。
いいストーリーだったと思います。
キャスティングも絶妙でした。