メキシコのシェインバウム大統領が、トランプ次期米大統領の「アメリカ湾」への名称変更提案を拒否し、歴史的な名称の重要性を訴えました。
大統領は、現在の「メキシコ湾」という名称は米国独立以前から使用されており、国際的にも広く認識されていると説明しました。
このため、名称変更の必要性はないとし、メキシコの立場を明確にしました。
さらに、シェインバウム氏は、北米地域を「アメリカ・メヒカーナ」(メキシコのアメリカ)と呼ぶべきだと提案しました。
この名称は17世紀から存在し、過去のメキシコ憲法にも記載されていることを強調しました。
メキシコ政府としては、地域の歴史と文化を尊重し、国際的な合意を重視する姿勢を示しています。
この一連の発言は、米国とメキシコの関係における文化的および歴史的なアイデンティティの重要性を浮き彫りにし、今後の外交関係に影響を与える可能性があります。
シェインバウム大統領の発言は、単なる名称変更の問題を超えて、両国の歴史的な関係や地域のアイデンティティに関する深い議論を引き起こすことが期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36f189af9869a42831a1c4aa5a7efe19df1f0783
メキシコ大統領がアメリカ湾の改名を拒否した理由に関するネットのコメントは、トランプ氏の発言が国際関係に与える影響についての懸念を示していました。
多くのコメントでは、トランプ氏のアメリカ第一主義が再び強調され、過去の歴史的な背景が引き合いに出されていました。
特に1845年のアメリカとメキシコの関係や、アメリカがメキシコから領土を獲得した経緯が指摘され、メキシコがその歴史を思い起こさせることが懸念されていました。
また、トランプ氏の言動が自由主義陣営の価値観と矛盾しているとの意見も多く、国際的な不安定化を招く可能性があると考えられていました。
さらに、アメリカの政策が他国に与える影響についても言及され、特に日本との関係においても影響が出るのではないかという懸念が表明されていました。
全体として、トランプ氏の発言がもたらす国際的な緊張や歴史的な文脈に対する理解が求められているようでした。
ネットコメントを一部抜粋
良いか悪いかは分からないが、このような発想出来る能力は見習うべきでしょう。
メキシコ大統領頑張れ。
トランプ氏の言動はこの頃のアメリカに似てる感じだ。
自由主義陣営の盟主を自認していた国が、自分第一に変貌して始めた事が懸念される。
これを認めると、どこぞの国が「日本海」を「東海」に改めろとさらに強行に言ってきそうだ。