カンボジアで逮捕された男性が体験した屈辱的な刑務所生活と賄賂の実態を描いた記事です。司法機関の腐敗が背景にあります。
彼は身に覚えのない罪で逮捕され、刑務所に収容されると、まず全身を裸にされ、肛門の中まで検査されるという信じがたい屈辱を味わいます。
収監された環境は劣悪で、5メートル四方の雑居房には30人ほどの囚人が詰め込まれ、トイレと飲料水を兼用するポリタンクが置かれ、食事は不衛生で下痢を引き起こすこともありました。
彼はこの状況に「一週間後には死ぬやろな」と覚悟を決めるほどでしたが、意外にも囚人たちは彼に対して優しさを見せました。
彼は現地の店長や会社の専務と連絡を取り、弁護士を雇うことにしますが、その弁護士は法的手続きや裁判に関する業務を行わず、賄賂の金額調整にしか動きませんでした。
賄賂の金額は理由もなく次第に膨れ上がり、彼は耐えかねて弁護士を3人も代えざるを得ませんでした。
この男性が1か月半も刑務所に収容されていたのは、実は裁判所と弁護士たちの賄賂の金額調整のためだったのです。
カンボジアの腐敗は、警察の恐喝と司法機関の腐敗に二分され、虚偽告訴を通じて巨額の賄賂が請求されるシステムが構築されていることが明らかになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c44897ca68703f8b808c0cf6735aa2cce0c64dce
カンボジアの司法腐敗と刑務所生活に関するコメントは、様々な視点からの意見が寄せられていました。
多くのコメントは、カンボジアの制度や腐敗の現状を指摘しつつ、日本の司法制度との比較を行っていました。
例えば、日本でも収監時の身体検査が行われていることを挙げ、その実態を知ることが重要だとする意見がありました。
また、カンボジアの腐敗認識指数が非常に低いことが言及され、国際的な視点から見た問題の深刻さが強調されていました。
さらに、カンボジアの独裁政権についてのコメントもあり、賄賂の横行や権力の集中が問題視されていました。
これらのコメントは、単にカンボジアの問題を指摘するだけでなく、日本にも同様の課題が存在することを示唆しており、国際的な司法の在り方について考えるきっかけとなっていました。
全体として、コメントは冷静で建設的な意見が多く、問題提起を通じて社会の改善を望む声が聞かれました。
ネットコメントを一部抜粋
日本においても、収監時の身体検査(通称カンカン踊り)は有名でした。
平成9年までは鑑別所でも肛門検査したけれど、平成11年にはなかったです。
よかれ悪かれ、今現在はその国の制度となっていました。
カンボジアは腐敗認識指数が153位で世界有数の腐敗国家でした。
フンセンの息子が政権を引き継いだフンセン朝でした。