小惑星アポフィスの探査プロジェクトが始まり、2029年の地球最接近に向けた観測ミッションが計画されています。
この小惑星に関する探査プロジェクトが日本で始動しました。
千葉工業大学の惑星探査研究センター、情報通信企業のロフトワーク、クリエイティブコミュニティのFabCafeが連携し、産学国際連携による「Project Apophis」を発表しました。
プロジェクトでは、アポフィスの地球最接近を前に、探査機による観測ミッションを実施する計画です。
年内にコンソーシアムを設立し、観測ミッションのための資金調達を行う予定で、2028年を目指して観測衛星を打ち上げ、2029年にはアポフィスの観測を開始します。
また、観測情報を発信するためのWebサイトの公開や、広報活動としてイベントの開催も計画されています。
アポフィスは地球の約3万2000キロメートルの距離を通過するため、地球上の広範囲で肉眼でも観測できると予想されています。
さらに、アポフィスの最接近は「プラネタリーディフェンス」の観点からも重要であり、世界中で探査計画が進行中です。
小惑星が地球に衝突する可能性がある場合、まずその軌道を変えるために内部構造を調査する必要があります。
アポフィスの観測はその試金石とされ、NASAやESA（欧州宇宙機関）も探査プロジェクトを予定しています。
日本のJAXAもESAの「Rapid Apophis Mission for Space Safety」（RAMSES）プロジェクトに協力することを発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/312155c5a65f4a7256ac0f501d0839636b193cf4
コメントは、小惑星アポフィス探査プロジェクトに対する期待と懸念を表していました。
特に2029年に最接近する際の観測計画に対して、多くの人が興味を持っていたようです。
過去の隕石衝突の事例が引き合いに出され、実際に起こり得ることが強調されました。
例えば、2013年にロシアのチェリャビンスク州で発生した隕石の影響が、隕石についての懸念を本気にさせたと指摘されていました。
また、ツングースカ大爆発や明代の王恭廠大爆発など、過去の隕石衝突が引き起こした可能性のある被害についても言及され、時間が経つにつれてその証明が難しくなることが懸念されていました。
さらに、2029年の最接近時には、地球に衝突する可能性は極めて低いとされているものの、接近距離が非常に近いため、観測のチャンスが広がるとの予想もありました。
観測を楽しみにする声が多かった一方で、実際に隕石が地球に降り注ぐ危険性についての懸念も表明されており、地球の重力よりも太陽の重力が影響するとの見解もありました。
コメント全体を通じて、楽しみと恐れが入り混じった感情が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
かつては隕石衝突による被害などファンタジーの世界だけの話であり
実際に起こりえるってことを改めて突き付けられたのだから
４年後の写真撮影を楽しみにしときます。
地球の重力より太陽の重力の影響の方が大きいので。
衝突するとは最後まで言わないと思う。