コインチェックが2025年1月にイーサリアムのステーキングサービスを開始。特別な手続きなしで報酬を獲得可能で、資産の売買や送金に制限なし。業界全体でステーキングサービスが拡充中。
このサービスは、ユーザーが特別な手続きを行わずに保有するETHに対してステーキング報酬を得られることが特徴です。
従来のステーキングでは、資産がロックされる期間があり、その間は取引や送金が制限されることが一般的ですが、Coincheckステーキングではそのような制限がないため、ユーザーは通常通り資産の売買や送金を行うことができます。
この発表は、国内の暗号資産取引所におけるステーキングサービスの展開が加速する中での動きであり、ビットフライヤー(bitFlyer)も2025年初頭からのETHステーキング開始を発表しています。
また、メルコインはETH保有者向けにポイント付与プログラムを導入し、ビットバンク(bitbank)やザイフ(Zaif)もビットコインステーキングのプロジェクトを発足させるなど、業界全体でステーキング関連サービスの拡充が進んでいます。
ステーキングの仕組みは、プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake)を採用しており、暗号資産のブロックチェーンの安定稼働に貢献することで報酬を得るものです。
コインチェックは、ユーザーから預かっているETHの一部をステーキングし、得られた報酬の一部をユーザーに還元します。
この報酬は複利での資産運用が可能で、獲得した報酬を再投資することにより、より効率的な資産形成を目指すことができます。
サービス開始時点ではETHのみが対象となりますが、今後は他の暗号資産も順次拡大していく計画です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7721dda5a7860966e8a14056b14488f74c9b9f14