日銀が北陸・東北の景気判断を引き上げ、復興需要と訪日客が寄与。7地域は据え置き。
要約すると日本銀行（日銀）は、2024年1月9日に発表した地域経済報告（さくらリポート）において、全国9地域の中で北陸と東北の景気判断を引き上げたことを明らかにしました。
特に北陸地域では、能登半島地震から1年が経過し、復興需要が顕著であることに加え、訪日客の増加によるインバウンド需要も堅調に推移しています。
これに対し、その他の7地域（北海道、関東甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄）は、景気判断を据え置く形となりました。
日銀の報告によると、各地域の景気動向には一部に弱めの動きが見られるものの、全体としては「緩やかに回復している」または「持ち直している」との評価がなされています。
地域ごとの経済状況は異なりますが、北陸や東北の好調な動きは、復興需要とインバウンド需要の効果が大きいことを示唆しています。
今後も地域経済の回復状況を注視する必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8a1d1d9b39212c7edfa840143764a3e88a99d89e