広島県が貨物専用機のチャーター便を利用した実証事業を開始。ヤマトHDやJALが参加し、広島から成田へ生鮮品や工業製品を輸送する。2024年4月11日から本格運航予定。
この事業は、ヤマトホールディングス、日本航空(JAL)、およびスプリング・ジャパンの3社が共同で実施します。
主な目的は、広島県内の荷物を成田空港へ輸送し、その採算性を検証することです。
運航日は1月16日で、北九州から広島に到着後、荷物を積み込み成田へ向かいます。
広島着は午前10時10分、広島発は午前11時10分を予定しており、積載される貨物には宅急便、自動車部品、半導体部品などの工業製品、生鮮品も含まれます。
ヤマトHDは2024年4月11日からエアバスA321ceo P2F型貨物機の運航を開始し、JALグループが整備を担当、スプリング・ジャパンが運航を行います。
この事業は、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が施行された影響で、輸送力の減少が懸念される中、長距離トラック輸送の一部を補完する狙いがあります。
冬ダイヤでは、成田空港を拠点に、羽田、札幌、北九州、那覇の5空港に対して、1日14便の運航が設定されています。
具体的には、成田から札幌、北九州、那覇を結ぶ4つのルートが運航され、3機のA321P2Fが使用されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79575ea47baa20920a69a24a1071248f43881183
広島から成田へのクロネコ貨物機チャーター便の実証事業に関するコメントは、主に事業の進捗に対する疑問や懸念が寄せられていました。
多くのコメントでは、実証事業が始まってから1年も経たないうちに就航地が追加されたことに対し、当初の計画が順調ではなかったのではないかと指摘されていました。
また、過去の航空貨物事業の失敗例を挙げ、内貨の貨物機事業が成り立たない可能性についても言及されていました。
特に、コロナ禍からの復便があったものの、事業の採算性に疑問を持つ声が多く、旅客便の運航状況が貨物事業にも影響を与えているのではないかという懸念も見受けられました。
広島空港の立地が不便であることや、旅客便の運航が休止されたことから、貨物便の需要も厳しいのではないかとの意見もありました。
さらに、運行に関する疑問や、運営が赤字であるにもかかわらず事業を拡大しようとする姿勢に対しても批判的なコメントが多かったです。
このように、全体的に事業の将来に対する不安や疑念が強く表現されていました。
ネットコメントを一部抜粋
日祝運休で閑散期に入り実証事業で1年も経たないうちに就航地追加。
広島空港があんな山の上の場所にあるんじゃ、そこまで持っていくだけでも面倒だろう。
旅客便は成田ー新千歳だけになってしまったので、今後スプリングジャパンは貨物専業になるのでしょうか?
大して積む荷物も無いのにバンバン飛ばして…本当に採算取れると思ってやっているのか?
赤字で年末年始、日曜祝日に運休させてるぐらいなのに、まだ広げるのか?