カスペルスキー、日本市場向け新戦略発表

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カスペルスキー日本法人は、2024年の新製品「Kaspersky Next」の拡販や人材トレーニングの強化を重点戦略に掲げています。サイバーセキュリティーの重要性を訴え、教育活動も推進中です。

要約するとカスペルスキー日本法人は、2024年に発売予定の新製品「Kaspersky Next」の拡販を重点戦略に据え、セキュリティー人材のトレーニングサービスも強化する方針を発表しました。

小林岳夫社長は、年頭のメッセージでこの戦略を明らかにしました。

法人向けには、昨年5月に販売を開始したKaspersky Nextシリーズをさらに拡販し、顧客企業を高度化するサイバー脅威から保護することが目標です。

このKaspersky Nextは、ランサムウェアの検知・ブロックで100%の実績を持ち、全製品にEDR(Endpoint Detection and Response)機能が搭載されています。

顧客のニーズに応じた最適な製品選定が可能です。

また、サイバーセキュリティー人材の不足が深刻化する中、既存の専門家向けオンライントレーニング「Kaspersky Expert Training(xTraining)」を提供し、昨年は270人以上のインターポール捜査官が受講しました。

今年もトレーニングの認知拡大を目指します。

コンシューマー事業では、多様なニーズに応える18種類のポートフォリオとサブスクリプション型サービスを広めるため、マーケティング活動を強化します。

また、CSR活動の一環として、静岡大学や鹿児島大学と共同で開発した情報セキュリティー教材を小中学生や高校生、シニア向けに無償提供し、インターネットの安全な利用を促進します。

今年前半には新しい教材も提供予定です。

さらに、23年に収集したフィッシングメールの分析結果によると、21%がAI生成であることが判明し、サイバー犯罪のリスクが高まっていることを警告しています。

カスペルスキーは、顧客の重要な資産を守るために、パートナーと共に最先端の技術とサービスを提供し続ける考えです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d1462135981ddfd0216141a914d1d07d0f264b6

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