ライトノベル雑誌『ドラゴンマガジン』が37年の歴史を終え、2025年に休刊することが発表されました。新たにWEBマガジン「メクリメクル」が創刊される予定です。
発行元のKADOKAWAは、同雑誌が担ってきた役割が紙媒体ではもはや維持できないとし、WEBマガジン「メクリメクル」への移行を決定しました。
休刊は2025年5月号(2025年3月発売)をもって行われ、同誌は37年の歴史を閉じることになります。
『ドラゴンマガジン』は、ライトノベルの黎明期に数々の人気作品を掲載し、特に『スレイヤーズ』や『フルメタル・パニック!』などが知られています。
過去には『ザ・スニーカー』や『電撃文庫MAGAZINE』とともに、ライトノベルの全盛期を支えてきましたが、2011年の『ザ・スニーカー』休刊、2020年の『電撃文庫MAGAZINE』休刊を経て、紙媒体のライトノベル雑誌は『ドラゴンマガジン』のみとなっていました。
今回の休刊により、ライトノベル雑誌としての紙媒体は事実上消滅することとなり、SNSでは「一つの時代が終わった」との声や、「私の青春が」といった感慨深いコメントが寄せられています。
新たに立ち上げられるWEBマガジン「メクリメクル」についての情報は、公式Xアカウントで随時公開される予定です。
ファンにとっては寂しいニュースであり、ライトノベル文化の変遷を象徴する出来事となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/894b5fcd1a2cf0726b6f7692e73117b3029b845f
ドラゴンマガジンの休刊に対して、多くのファンが悲しみや懐かしさを表明しました。
コメントの中では、ラノベやTRPGに関する思い出が語られ、かつての紙媒体の魅力が強調されていました。
特に、英字ロゴの時代に毎月購入していたという人や、創刊号から楽しんできたという声があり、休刊を惜しむ気持ちが伝わってきました。
時代の変化として、WEBが主流になりつつあることを認識しつつも、紙媒体の終焉に対して寂しさを感じている人が多かったです。
また、田舎では本屋自体が減少しているという現実もあり、購買環境の厳しさが影響しているとの意見もありました。
さらに、電子書籍の台頭に対しては便利さを感じる一方で、消費が早く、作品が残らないことに対する懸念も示されていました。
新たに誕生するWEBマガジンに期待する声もあり、今後の展開に対する興味が伺えました。
全体として、ドラゴンマガジンの休刊は多くの人々にとって特別な意味を持ち、時代の変化に対する複雑な感情が表現されていました。
ネットコメントを一部抜粋
ついに休刊と言う廃刊がラノベ文芸誌の方にも波及しちゃったか。
英字ロゴの時代はTRPG目的で毎月買っていましたが、いつの間にか買わなくなってしまいました。
夢破れたといえ、ラノベは好きで結構買っていたのだが、このご時世、紙媒体は流行らないのだろうか?
ああ、一時毎月買っていたスレイヤーズ、天地無用!、魔術士オーフェン等等・・・
うちの田舎では、買える本屋さんが無かった、どころか、本屋さん自体も無くなっちゃって。