尹錫悦大統領に対する逮捕状が執行されず、朴槿恵元大統領の時代を引き合いに出したネットミームが話題に。政治的風刺が盛んに行われている。
要約すると韓国の尹錫悦大統領に対する逮捕状が、大統領警護処の阻止により執行されず、不発に終わった。
この状況を受けて、朴槿恵元大統領の弾劾時の出来事と現在の尹大統領の状況を比較したインターネットミームが話題になっている。
特に、朴元大統領の涙を流す写真に「それ、早く言ってよ」という文言が添えられ、尹大統領の対応を批判する意図が見受けられる。
昨年12月以降、尹大統領を風刺する多くのミームが投稿されており、酒を飲む尹大統領の写真に「私が非常戒厳を宣布したって？」といったテロップが付けられるなど、ネット上での風刺が盛んだ。
さらに、朴元大統領と尹大統領が向き合っている写真に「私も（戒厳は）考えるだけにとどめた」というコメントが添えられたり、朴元大統領が尹大統領に「ここがソウル拘置所ですよ」と指摘しているようなミームも登場している。
尹大統領に対する逮捕状の有効期限は7日午前0時に満了し、公捜処はその後、逮捕状の延長を裁判所に申請した。
尹大統領の逮捕状執行を試みた公捜処と警察は、大統領警護処の反発により失敗し、警察は当時の大統領警護処長を現行犯逮捕しようとしたが、公捜処によって阻止された。
この一連の出来事は、韓国の政治情勢における緊張感を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2744f4bbcece6e260d877d53b51a2d55e98dbe83