青森市で開催された拉致問題に関する集いで、横田哲也さんが政府の早期対応を求めました。彼は、拉致被害者の苦しみを訴え、政府の行動に「怒り」を持つよう呼びかけました。
要約すると2023年10月26日、青森市で「拉致問題を考える国民の集い」が開催され、拉致被害者の横田めぐみさんの弟である横田哲也さんが講演を行いました。
哲也さんは、拉致問題の早期解決に向けて政府のさらなる取り組みを求め、「日本の主権が侵害され、人権が蹂躙されている」と強調しました。
集いには約100人が参加し、政府と青森県、青森市が主催しました。
哲也さんは、めぐみさんが拉致されてから47年が経過したことに触れ、彼女が異国の地で24時間監視されながら苦しんでいる状況を思いやりました。
さらに、東京と平壌の間に相互の連絡事務所を設けるという石破茂首相の提案には反対の意を示し、必要ないと明言しました。
集いには、昭和44年に行方不明となり、拉致の可能性がある特定失踪者の今井裕さんの兄であり、特定失踪者家族会の会長である英輝さんも参加しました。
哲也さんの訴えは、拉致問題に対する政府の姿勢を見直し、国民の意識を喚起する重要な機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5bacd7d040304d0d8269132741b476b01f2414a5