韓国の世論調査で尹大統領の弾劾賛成が64%、政党支持率は共に民主36%、国民の力34%と接近。中道層の意見変化が影響。
要約すると韓国ギャラップが行った最近の世論調査によると、尹錫悦大統領の弾劾賛成率は64%に達し、反対は32%となっている。
調査は18歳以上の1004人を対象に電話で実施され、政党支持率では野党・共に民主党が36%、与党・国民の力が34%と、両者の差は誤差の範囲内であることが明らかになった。
前回の調査では、弾劾賛成が75%、反対が21%だったため、賛成が11ポイント減少し、反対が11ポイント増加したことが示されている。
韓国ギャラップは、この変化が中道保守層の一部が弾劾反対に転じたことによるものと分析している。
また、崔相穆大統領権限代行の職務については、肯定が31%、否定が56%と、否定的な意見が多い。
政党支持率も変化が見られ、共に民主党の支持が12月の調査時に40%から36%に低下し、国民の力も24%から34%に増加した。
これにより、二大政党の支持状況は戒厳令前の水準に戻ったとされている。
政治的には、保守層の73%が国民の力を支持し、進歩層の73%が共に民主党を支持している中道層では、国民の力が24%、共に民主党が35%、支持政党なしが29%という結果が出ている。
期待する政治指導者に関する質問では、共に民主党の李在明代表が32%でトップに立っている。
これらの結果は、政権交代への危機感が高まる中、野党第一党の支持が低下していることを反映している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/af703819cce0c0e683f4e0b6b376afed703d943f