青山大介さんは、阪神大震災から復興した神戸を描く鳥瞰図絵師。震災の記憶を継承し、街の変化を記録するために活動しています。
要約するとこの記事は、阪神大震災からの復興を描く鳥瞰図絵師、青山大介さんの活動について紹介しています。
青山さんは、震災によって壊滅的な被害を受けた神戸市で、街の変化を記録するために鳥瞰図を描き続けており、震災から30年が経過する中でその重要性を強調しています。
彼は震災当時、自宅が全壊するという悲劇を経験し、家族は無事だったものの、街の惨状に心を痛めました。
その後、瓦解した街の様子をカメラで記録し、失われた記憶を残すことの重要性を感じるようになりました。
青山さんは、鳥瞰図の第一人者である石原正さんの作品に影響を受け、独学で技術を磨き、ヘリコプターを使って街の空撮を行い、詳細な図を作成しています。
彼が手がける「みなと神戸バーズアイマップ」は、数年ごとに改訂され、震災前後の街の変化を視覚的に記録しています。
また、青山さんは、震災によって変わりゆく神戸の姿を描くことで、記憶の継承を促し、未来の世代にその教訓を伝えたいと考えています。
彼の作品には、震災で被害を受けた建物の再建や、震災遺構として保存されている場所などが描かれ、神戸の歴史や人々の営みを映し出しています。
青山さんの取り組みは、単なるアートに留まらず、地域の記憶を守るための重要な活動であることが示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/605039861f84c6081cdcd31de77283bf64924975