松重豊がラーメン店で出会った甲本ヒロトとの映画制作秘話を紹介。映画は資金不足で未完成となり、松重は監督の道を諦め俳優へと転身した。
松重は映画監督を目指して福岡から上京し、明治大学で演劇学を専攻していた頃、下北沢のラーメン店でアルバイトをしていた。
そのラーメン店では、役者とバンドマンしか雇わないという特徴があり、松重は8ミリ映画を撮影するための資金を貯めるために働いていた。
そんな中、偶然同じ日にアルバイトに入ったのがロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロトだった。
二人は友達となり、「じゃあ一緒に映画を撮ろう」とヒロトを主役にした8ミリ映画を制作することに決めた。
青春18切符を使って福岡まで撮影旅行に行き、約3分の2まで映画は進んだが、最終的に資金がショートして映画は完成しなかった。
松重は「ごめん、ヒロト。
この映画無理かもしれない」と伝えると、ヒロトは「まあええよ」と理解を示したが、松重はその経験がトラウマとなり、「二度と映画監督をやるなんて言わない」と心に誓った。
映画監督の道を断念した松重は、俳優としての道を歩むことになった。
ヒロトとの縁はその後も続き、ある時ラーメン店のロッカーで「今度、新しいバンドやるんじゃ。
Tシャツ見てみい」と言われ、Tシャツに書かれた「THE BLUE HEARTS」を見て「名前カッコ悪いな」と笑いながら振り返った。
松重が監督・脚本を兼ねた主演映画「劇映画 孤独のグルメ」(10日公開)の主題歌「空腹と俺」はザ・クロマニヨンズが担当している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/679f0b41082aed3516494baedecefca0f826b619
松重豊さんと甲本ヒロトさんの映画制作秘話に関するコメントでは、二人の意外なつながりや、下北沢の思い出が多く語られていました。
特に、松重さんが高校時代にヒロトさんと一緒に過ごしていたというエピソードや、当時の下北沢のアングラ文化についての懐かしさが感じられました。
また、甲本ヒロトさんの実弟である甲本雅裕さんや、同級生の梶原善さんも含めた共演の可能性についての疑問も寄せられていました。
さらに、当時のバイト先が役者やバンドマンばかりを雇っていたというエピソードも印象的で、下北沢の独特な雰囲気を伝えていました。
こうしたコメントは、当時の文化や人々のつながりを振り返る貴重な機会を提供しており、懐かしさと共に、今の下北沢との違いについても考えさせられるものでした。
ネットコメントを一部抜粋
高校の時ヒロトとマーシーがいる頃よく食べに行ったんだけど、松重さんがいたんだ。
甲本ヒロトさんの実弟、甲本雅裕さんや雅裕さんと高校の同級生だった梶原善さんも同じバイト先だった。
よく知らないけど、松重豊と甲本雅裕と梶原善って揃って共演した事あるのかなぁ?
「バイトは役者とバンドマンしか雇わない」下北沢のラーメン店すごい店だ。
今もあるんだろうか?