藤井聡太竜王が竜王戦第3局で佐々木八段に勝利し、対戦成績を2勝1敗に。4連覇へ向けて前進し、次局の準備を強調。
要約すると将棋の第37期竜王戦七番勝負第3局が26日、京都市の世界遺産「総本山仁和寺」で行われ、藤井聡太竜王(22)が後手の佐々木勇気八段(30)を99手で下しました。
この結果、藤井竜王は対戦成績を2勝1敗とし、4連覇に向けて大きく前進しました。
今回の対局は、佐々木八段の振り飛車に対し、藤井竜王が居飛車を選択したことで、今シリーズ初の対抗形となりました。
藤井竜王は意表を突く作戦に直面し、初日から長考を重ねることとなりました。
2日目の終盤まで均衡が保たれたものの、藤井竜王が持ち前の終盤力を発揮し、佐々木八段を投了に追い込みました。
対局後、藤井竜王は「第2、3局も内容としてはかなり押されてしまっている」と振り返り、次局に向けてしっかりと準備をする意向を示しました。
藤井竜王は年内最後の防衛戦で4連覇を目指しており、これを達成すれば永世竜王の資格獲得に王手をかけることになります。
一方、佐々木八段は初のタイトル獲得を目指して奮闘しています。
シリーズはここまで先手番が勝利しており、第4局は11月15、16日に大阪府茨木市で行われる予定です。
先に4勝した方がタイトルを獲得するルールとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/061ba424b319c9c11348c3491d3f44c9e804ca2c