藤井聡太竜王が佐々木勇気八段を破り、竜王戦第3局で2勝1敗とリード。佐々木は秘策を試みるも、終盤での敗北を悔やむ。次局に向けさらなる工夫が求められる。
これにより、藤井は対戦成績を2勝1敗とし、4期目の竜王獲得に向けて再び先行しました。
対局を振り返る佐々木八段は、「一手一手難しい将棋だった」と語り、藤井の巧妙な手に翻弄されたことを明かしました。
1日目の午後、藤井は地下鉄飛車を発動させ、佐々木の角を成り込む隙を突きました。
さらに、藤井は馬を自陣に引き寄せ金銀3枚と共に堅固な陣を築きましたが、75手目に藤井からの歩の突きにより、佐々木は「距離感が分からなくなった」と述べています。
後手番の第3局では、居飛車党の佐々木が7年ぶりに飛車を振り、対抗型へ持ち込むという秘策を試みましたが、藤井に幻惑させたものの勝利には至りませんでした。
佐々木は「終盤は気づいたら負けてしまうことが多い」と反省し、次回の対局に向けてさらなる秘策が必要であることを示唆しました。
次の第4局は11月15、16日に大阪府茨木市で行われる予定で、藤井の圧倒的な終盤力にどう対抗するかが注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1f1370eb8e629088ee623e332a2ec60f544ffa06
藤井聡太選手が竜王戦第3局で佐々木勇気八段を下したことに対するコメントが多く寄せられました。
多くのコメントでは、藤井選手の序盤や終盤の考え方やプレースタイルについての考察があり、特に彼の終盤力が際立っていたことが評価されました。
藤井選手は、序盤に長考することが多く、対戦相手が中盤以降に考え込むこととの違いが指摘され、彼の独特なアプローチが相手にとって厄介であるとの意見もありました。
中盤は佐々木選手が優位に見えたものの、藤井選手が逆転し、勝利を収めたことに驚きと称賛の声が寄せられました。
また、藤井選手の考えることを楽しむ姿勢が、多くのファンを魅了しているとの意見もありました。
次の対局に向けて、佐々木選手にかかるプレッシャーや、藤井選手の連勝記録に対する期待感も高まっており、将棋界の活気を感じさせるコメントが多数見受けられました。
全体として、藤井聡太選手の強さと魅力、そして将棋界の盛り上がりを感じるコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
藤井七冠は序盤のこんなところで長考?と思うことが多いが、対戦相手の多くは中盤以降の難しくなった局面で長考する。
中盤は佐々木勇気挑戦者がやや有利で指しやすそうに見えたので藤井竜王ピンチかもと思ったが夕方中継見たら藤井竜王が勝勢。
終盤、△8六桂と打ち込んだところから双方に詰む詰まないの変化がある熱戦。
今回は藤井聡太さんの終盤力が桁違いに凄すぎたから仕方ない。
居酒屋で飲み会してたプロ棋士達も、藤井さんの終盤力が凄いと言ってたな。