将棋の王将戦第1局で藤井聡太王将が永瀬拓矢九段に逆転勝利。攻防の中で形勢が変わり、藤井は次局に向けて準備を進める意向を示しました。
この対局は、12日と13日の2日間にわたって行われ、藤井はこれで通算成績を1勝0敗としました。
対局は相掛かりの戦型で進行し、1日目は永瀬が27手目に指した▲1五歩以降、優位に進めていました。
2日目も永瀬は攻撃を続けていましたが、71手目に指した▲7四馬が受け身の手となり、藤井に反撃のチャンスを与える結果となりました。
藤井は90手目の△2三角で形勢を逆転し、見事な勝利を収めました。
藤井は試合後、「難しい展開になってしまったが、攻めの形になって楽しみが出てきた」とコメントし、次戦に向けて準備を進める意向を示しました。
第2局は1月25日と26日に京都市の伏見稲荷大社で行われる予定です。
藤井王将の逆転劇は、将棋界における彼の実力を改めて証明するものとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b2ebf497dd6363e222f2ae739b535dc0f013d457
藤井聡太王将が王将戦第1局で逆転勝利を収めたことに対するコメントでは、観戦者たちがその素晴らしい逆転劇や藤井王将の冷静な判断力に感嘆していました。
多くのコメントでは、藤井王将が終盤まで不利な形勢にあったにもかかわらず、永瀬九段の攻撃をしのぎ切り、見事に逆転した点が高く評価されていました。
特に、5三地点での熱い攻防や、藤井王将の読みの深さに脱帽する声が多く見られました。
また、永瀬九段の序盤からの優勢な形勢にも関わらず、最後に逆転されたことについて、将棋の難しさや終盤力の重要性が強調されていました。
さらに、藤井王将の冷静さや判断力が勝利に繋がったという意見もあり、観戦者たちは彼の才能に感心していました。
逆に、永瀬九段の攻撃力や研究の深さが評価されつつも、最終的には藤井王将の逆転劇が印象に残ったようです。
このように、コメント全体からは将棋の奥深さや、藤井王将の強さ、そして永瀬九段の実力が際立っていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
藤井王将、終盤までは永瀬九段に押されっ放しの不利な形勢から見事な逆転勝利。
まさに『アンビリバボー』でしたね。
終盤に永瀬九段が7四馬と引いた一瞬の隙を見逃さず、7七歩から攻勢をかけました。
藤井王将は不敗神話の続く相性の良い静岡県内での対局が幸いしました。
藤井七冠と他棋士との違いは終盤の読みの深さにあるのではないかと思います。