「羽鳥慎一モーニングショー」で宅配の置き配トラブルを特集。玉川徹氏が日本郵便の違約金制度を批判し、業界の問題が浮き彫りに。
このトラブルは、宅配物が玄関前に投げ込まれたり、盗まれたりするケースが多発しており、視聴者に衝撃を与えた。
番組では、荷物の誤配達を防ぐために一部の宅配会社が導入している違約金制度についても触れた。
特に日本郵便が導入したこの制度は、郵便局ごとに違約金額を決定できるため、ある郵便局がタバコ臭のクレームに対し、なんと10万円もの違約金を提示した事例が紹介された。
この違約金制度自体は違法ではないものの、公正取引委員会は昨年、日本郵便が不当に高額な違約金を徴収したとして下請法違反を認定し、行政指導を行ったことも報じられた。
弁護士で元フジテレビアナウンサーの菊間千乃氏は「10万円というのはさすがにやり過ぎ」と懸念を示したが、元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏は「日本郵便が強い立場を利用して下請けの人たちをいじめている」と厳しく批判し、視聴者の共感を呼んだ。
このような問題が浮き彫りになる中、宅配業界の透明性や公正な取引の重要性が改めて問われることとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/74f233912699f5de505b88e6cb502f06ce13e56f
宅配業界の置き配トラブルについてのコメントでは、多くの視聴者が配達員の負担や報酬の不均衡を指摘し、誤配の問題が深刻であることが強調されていました。
具体的には、配達員が一件あたりの利益がわずか150円程度である一方、誤配に対する罰金が5000円やそれ以上に設定されていることが問題視されていました。
このような厳しい罰則が、配達員のストレスや質の低下を招いているとの意見が多く見られました。
また、視聴者は、配達員の労働環境を改善し、良い配達員を評価する制度が必要であると訴えていました。
さらに、置き配のリスクや顧客側の協力も重要であり、受け取り方法の工夫や、配送日時の指定を行うことで、トラブルを減らす努力が求められていました。
コメントの中には、宅配業界全体の改善が必要であり、下請け業者への過度な負担を減らすことが求められるとの意見もありました。
視聴者は、配達員に対する感謝の気持ちも忘れず、業界の健全な発展を願っている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
普通の一軒家なら玄関前に置いとくなりできますが、他の方から聞いた話しですが大手の会社でどこに置くかわからずに適当な場所に置き配を完了する配達員がいるというのを聞いたことがあります。
「悪い方にペナルティを与えるのではなく、良い配達員さんにポイント付けるなど評価して、お給料に上乗せしたり、モチベーションを上げたり良い方向に向かう様にしないと負の連鎖からは抜け出せないのでは?」と。
配達1件の利益が150円くらいに対して誤配の罰金が5000円、地域によっては5万円の設定もあるらしい。
自分は大手宅配会社勤務ですけど荷物を雑に扱うとか投げるとかは論外であるし、絶対にこういうに扱いをしていないことは断言しますけど、いったいいくら払ってるのか、っていうところにも目を向けていただけるとありがたいな、と思います。
宅配を使う私達も便利さだけを要求せずに、協力していく姿勢に転換しないと。