藤井聡太竜王が佐々木勇気八段を破り、竜王戦第3局で4連覇に向けて前進。佐々木八段は終盤の課題を語る。
要約すると将棋界の注目の対局、竜王戦第3局が26日に京都市の世界遺産「総本山仁和寺」で行われ、藤井聡太竜王(22)が佐々木勇気八段(30)を99手で下しました。
この結果、藤井竜王は対戦成績を2勝1敗とし、4連覇に向けて前進しました。
対局は、佐々木八段が振り飛車、藤井竜王が居飛車という形で、今シリーズ初の対抗形となりました。
対局後、佐々木八段は疲労の色を隠せず、「一手一手が難しい将棋だった。
馬を作って受けに回ろうとしたが、5筋の歩を突かれたところから距離感が分からなくなった。
終盤は気が付いたら負けてしまうことが多い。
何とか改善したい」と振り返りました。
藤井竜王は年内最後の防衛戦として、4連覇を目指しています。
もし達成すれば、永世竜王の資格獲得に王手をかけることになります。
一方、佐々木八段は初のタイトル獲得を目指して奮闘しています。
これまでのシリーズでは先手番が勝利を収めており、次回の第4局は11月15日と16日に大阪府茨木市で行われる予定です。
先に4勝した方がタイトルを獲得するため、今後の対局も目が離せません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/73ecdbc9731508ec8cb77131a1c511f872f665d6