『PSYCHO-PASS サイコパス』と歌舞伎が融合した朗読劇が京都南座で大盛況。関智一、花澤香菜らが出演し、感動の物語を展開。次回公演に期待が高まる。
要約するとアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』と歌舞伎がコラボレーションした朗読劇『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』が、2025年1月11日・12日に京都の南座で上演され、大盛況のうちに初回公演が終了しました。
出演者には関智一、花澤香菜、野島健児、東地宏樹が名を連ね、彼らが演じるキャラクターたちが歌舞伎の舞台に登場しました。
本公演は、シビュラシステムによって人間の心理を管理する近未来の世界観を背景に、厚生省公安局が定期的に歌舞伎を上演するというオリジナルの設定が魅力です。
初演目は上方歌舞伎の代表作『廓文章』の「吉田屋」で、恋人の夕霧太夫を演じるのは野島健児。
彼の演技は、歌舞伎ならではの配役の妙を感じさせ、観客の心をつかみました。
物語は、恋人同士の切ない絆と新年を迎える喜びで締めくくられました。
続いて演じられたのは近松門左衛門の名作『平家女護島』の「俊寛」で、関智一が俊寛を演じ、花澤香菜が対極的な役を巧みに演じ分けました。
俊寛の運命を描くこの物語は、観客の涙を誘い、感動的な演出が光りました。
公演後にはアフタートークが行われ、出演者たちが歌舞伎の挑戦について語り、観客との交流も楽しみました。
次回以降の公演では、観客が歌舞伎のかけ声をかけることが期待されています。
さらに、2025年1月18日からは南座全体を使用した企画展も開催される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3f5aee396e6c293ff2b3dfd386e7e03f56c9ff0