クリーブランド・クリフスがUSスチールを買収する可能性があり、CEOが日本に対する厳しい批判を展開。業界の競争が激化。
CNBCによると、クリフスはUSスチールの株式を全額現金で取得し、その後、USスチールの子会社であるビッグリバー・スチールをニューコアに売却する計画が進められています。
買い取り価格は1株当たり30ドル台後半と見込まれており、この動きには独占禁止法に抵触するリスクを回避する狙いがあるとされています。
クリフスのゴンカルベスCEOは、13日の会見でニューコアとの提携について具体的には言及しなかったものの、「アメリカ一丸となった解決策を持っている」と述べ、USスチール買収に対する強い意欲を示しました。
さらに、ゴンカルベス氏は日本に対して厳しい批判を展開し、「日本は中国より邪悪でひどい」と述べ、「1945年以来、日本は何も学んでいない」との見解を示しました。
この発言に対して、USスチールは「日本製鉄との統合を支持してきた多くの全米鉄鋼労組の組合員、そしてアメリカの重要な同盟国である日本の人々に対する攻撃に非常に失望している」とコメントしています。
この一連の動きは、アメリカの鉄鋼業界における競争や国際関係の複雑さを浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8368116da27a8577d3a2b216c509e98a140198fe
クリフスCEOによる日本批判とUSスチールの買収計画についてのコメントは、多くのネットユーザーから様々な意見が寄せられました。
特に、CEOの発言が感情的であり、時代錯誤であるとの批判が目立ちました。
一部のコメントでは、過去の日本と中国の関係や、アメリカの鉄鋼業界の現状についても触れられ、国際的な視点からの意見が展開されました。
例えば、アメリカが日本を対等な同盟国として見ていないという指摘や、米国が自国の利益を優先する姿勢に対する懸念が表明されました。
また、CEOが日本の製鉄業の技術や実績を軽視しているとの意見もあり、アメリカの企業文化に対する疑問が呈されました。
さらに、アメリカ国内での感情的な反応に対する警鐘や、過去の歴史を引き合いに出すことへの違和感も多く見受けられました。
全体として、CEOの発言に対する反発が強く、国際的なビジネスにおける理解不足や感情論への懸念が強調される結果となりました。
ネットコメントを一部抜粋
そんなに悔しいのならクリーブランドが買収すればいいのではないでしょうか。
この高齢のCEOの発言は言い過ぎだと思う。
アメリカ大統領の後ろ盾があるのでいくらでも大口を叩けるし何も怖くないよね。
米国は日本政府が、中国の製鉄業の発展を日本製鉄を通じて行い、米国に対抗させていると判断しているのではないか。
日本は中国より悪いと言ったらしいが、自分の主張を通すためには、根拠もなく他者を貶める手法はトランプとそっくり。