美瑛町のシラカバ並木が伐採され、観光と農業の両立が問われる状況に。地元からは惜しむ声が上がる。
観光客の増加に伴い、私有地への立ち入りや交通渋滞、マナーの問題が深刻化していたため、地元住民からの要望を受けての決定だった。
伐採されたシラカバは約40本で、根元から切り倒された。
美瑛町の農林課によると、周辺の交通の支障や農作物への影響が理由とされている。
地元の住民からは「オーバーツーリズムの問題だけでなく、農作物に影響が出るため残念」との声も上がっており、観光と農業の両立が今後の課題となる。
美瑛町では9年前にも人気のポプラ「哲学の木」が観光客のマナーの問題で伐採されており、観光地としての魅力を維持しつつ、地元住民の生活環境を守るための対策が求められている。
このような背景から、観光名所の変貌が進んでいる美瑛町では、今後も観光と地域の調和を図る必要があるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/188a0e0afd06a92d80d43a8983900d885be1ca46
美瑛町のシラカバ並木伐採に関するコメントでは、観光と農業の両立が難しい状況が浮き彫りになり、地域住民の生活を優先すべきという意見が多く寄せられました。
特に、観光客のマナーが低下し、住民の生活環境が脅かされていることに懸念を示す声が目立ちました。
過去には静かに楽しめた風景が、SNSの影響で多くの観光客を呼び寄せ、結果として地元の人々が困難な状況に置かれることが多くなったようです。
これに対して、観光業の恩恵を受けている人たちも、地域住民の気持ちを理解しなければならないという意見がありました。
伐採に関しては、地権者や周辺の農家、自治体の合意が得られていたことが強調され、農地としての機能を重視する姿勢が見られました。
また、観光地としての整備が進んでも、観光客が町の収入に結びつかない現実があることも指摘され、観光政策の見直しが必要だという意見もありました。
全体として、地域の風景を守るための対策や、観光客のマナー向上が求められていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
観光客が殺到するようなところは風景を壊してしまった方がいい。
あの頃に訪ねることができたのは、今から思えば幸運だったのでしょう。
観光客のマナーが低下している事が問題なのだと思います。
白樺並木は農家の所有物なので伐採しても問題ない。
観光地整備に投資しても観光客が町の収入に結び付かない。