愛知県豊橋市で新アリーナ計画を巡り、市長と市議会の対立が激化。市長は条例改正に再議を申し入れ、議会は再び契約解除の可決が可能。専門家は議会側に分があると分析し、今後の動きが注目される。
1月14日、長坂市長は市議会が条例を改正し、契約解除に“待った”をかけたことに対して、再議を申し入れた。
この条例改正案は、議会の議決を経た契約は議会の議決がなければ解除できないとするもので、市長はこれが法令違反であり議会の権限を超えていると主張している。
長坂市長は、新アリーナの建設中止を公約としており、建設推進派が多数を占める市議会との間で政局が緊迫している。
市議会は、住民投票の実施に向けた議論を進めていたが、12月26日に突如提案された条例改正案が可決され、長坂市長の契約解除手続きに影響を与えた。
長坂市長は再議を求める一方、自民党市議団は地方自治法の範囲内での提案と主張しており、議会は再び過半数で条例改正案を可決する可能性がある。
専門家は、議会側に分があるとしつつ、今後の動きに注目が集まる。
市長は知事や裁判所に訴えることも可能だが、建設計画の決着がつかない状態が続く懸念もある。
臨時市議会は1月29日から再議を行う予定であり、今後の展開が注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f467666c1cdf754464edbc540138ba7a7b965d33
豊橋市のアリーナ計画に関するコメントは、非常に多様な意見が寄せられていた。
多くの市民がアリーナ建設の必要性に疑問を持っており、特にバスケットボールの人気が地域であまり浸透していないことを指摘する声があった。
また、アリーナの立地が駅からの距離や収容人数に関して懸念されており、実際に市民の中にはアリーナ建設が議会で決定されたことすら知らなかったという意見もあった。
さらに、財政状況が健全でなければアリーナは不要だという意見も多く、愛知県内に4つのバスケットボールチームが存在することが過剰であるとの指摘もあった。
これに伴い、アリーナ建設のための税金の使い道に疑問を呈する意見もあった。
市民は住民投票を求める声が強く、議会と市長の対立が深刻化している現状が伺えた。
交通網の整備を優先すべきだという意見も多く、アリーナ建設に対する懸念が市民の間で広がっていた。
全体として、市民はアリーナ建設について慎重な姿勢を示しており、議会の決定に対して疑問を持つ意見が多かった。
ネットコメントを一部抜粋
豊橋市にアリーナは必要ないと私も思います。
アリーナ有り無しの大前提は財政が健全であること。
中止による損害金額が出れば、議会側も住民投票すると言っているのです。
市長は住民投票が実施されれば、その結果を尊重すると言われていたかと思います。
人の事はどうでもいいと思うが。
自分が、市民の為にしなければ行けないのは何かを考えて欲しいね。