サムスンバイオロジックスが14億ドル契約で業績拡大

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サムスンバイオロジックスが欧州の製薬会社と14億ドルの契約を結び、創立以来最大の業績を達成。新工場の建設も進め、バイオ医薬品市場での地位を強化中。

要約するとサムスンバイオロジックスが、欧州の大手製薬会社と14億ドル(約2212億円)規模の委託生産契約を締結したことが発表されました。

この契約は、サムスンバイオロジックスが2011年の創立以来、最大の規模であり、サムスン電子半導体事業の不振に苦しむ中で、同社がグループ内での重要な役割を果たしていることを示しています。

契約内容は秘密保持のために顧客名や製品名は公開されていませんが、契約は2030年12月31日まで続くことが決まっています。

サムスンバイオロジックスは昨年の第三四半期に初めて四半期売上が1兆ウォンを超え、年間売上4兆ウォンの達成も見込まれています。

今回の契約は、昨年の年間受注額の約40%に相当し、同社の受注記録を更新しました。

さらに、同社は現在、世界の製薬業界の上位20社のうち17社を顧客として持ち、昨年には米国、欧州、アジア市場でのビッグディールを連続で締結するなど、市場での地位を確立しています。

サムスンバイオロジックスは、仁川に新たな第5工場を建設中で、2024年4月の稼働を目指しています。

この工場が完成すれば、同社の生産能力は合計78万4000リットルに増加します。

また、同社は「2025 JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス」にも参加し、受注活動を強化しています。

このカンファレンスには、世界の製薬・バイオ企業の関係者が集まり、サムスンバイオロジックスは、昨年に続き主要なステージで発表を行います。

業界の専門家は、バイオ・ヘルスケア分野に対して楽観的な見通しを示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1167efd08fd38db48d18384daee456adc5dab258

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