尹錫悦大統領の弁護団が、高位公職者犯罪捜査処が官邸出入許可の公文を偽造したと主張。国防部はその事実を否定し、捜査の透明性が求められている。
要約すると尹錫悦大統領の法律代理人団は、15日に記者会見を開き、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と警察が大統領官邸への出入許可を得るための公文を偽造したと主張した。
代理人団によると、55警備団の部隊長が出入承認の根拠として提示された公文は、圧力をかけられた末に官印を奪取して作成された「セルフ承認公文」であると指摘した。
55警備団は大統領官邸の外郭警備を担当しており、警護処の指揮下にある。
公捜処は前日に、55警備団から大統領官邸の出入許可を受けたと発表し、部隊長の官印が押された公文を提示していたが、国防部はその事実を否定した。
国防部は、出入承認に関して追加の公文を公捜処に送ったことを明らかにした。
代理人団は、55部隊長が国捜本から「追加調査のために出頭せよ」と要求され、実際には出入承認を強要されたと説明した。
また、55部隊長は出入承認の権限がないと何度も拒否したにもかかわらず、捜査官が官印を持ってくるよう強要し、官印が届くと自ら公文を作成したと述べた。
代理人団は、これらの行為が事実でないことを証明するために、捜査の透明性を求めている。
尹大統領の弁護団は、この問題が大統領に対する政治的な圧力であると考えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c7bdcc33fc6d9c1bc670d18d98ad6cf7569b564e