俳優の堀内正美さんが、阪神・淡路大震災から30年の思いを語り、被災者支援の重要性を訴えています。著書も出版し、次世代への教訓を伝えています。
要約すると俳優の堀内正美さん（74歳）は、NHKの朝ドラ「おむすび」に出演中で、神戸の町中華店主役を務めています。
彼は1970年代に個性的な俳優として活躍し、84年に神戸に移住しました。
特に95年の阪神・淡路大震災では、神戸市民の合言葉「がんばろう！！神戸」を提唱し、被災者支援に尽力しました。
震災から30年を迎える今年、堀内さんは自身の経験を次世代に伝えるために著書「喪失、悲嘆、希望 阪神淡路大震災その先に」を出版しました。
彼は震災当時、東京から阪神に移住し、調剤薬局を経営していましたが、被害の少ない地域に住んでいたため、早急に支援活動に乗り出しました。
コミュニティーラジオのパーソナリティーをしていた堀内さんは、被災者からの悲痛な訴えを受け、多くの人が「頑張ろうね」という言葉に救われることに気づきました。
この経験から「がんばろう！！神戸」というスローガンが生まれ、ボランティアグループが結成されました。
さらに、遺族や被災者が前を向いて歩けるようにと、神戸市中央区の東遊園地に「1.17希望の灯り」を設置しました。
2011年の東日本大震災では、義援金だけでなく救援物資とメッセージを送る「たすきプロジェクト」を立ち上げ、心のつながりを持つことの重要性を訴えました。
堀内さんは、毎年「希望の灯り」や講演活動を続け、震災の教訓を後世に伝えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f01e150a09767df0724426ef5f4ee89367610126