韓国の証券市場では、非常戒厳発令以降、外国人投資家が大規模な資金流出を記録。株式と債券で合計約5.7兆ウォンが流出し、経済不安が広がる中で企業や家計の貸付も減少している。
韓国銀行が発表したデータによると、昨年12月には外国人投資家の韓国証券への投資資金が38億6000万ドル、約5兆6839億ウォンの純流出を記録し、2020年3月のコロナ禍以来最大の流出規模となった。
この流出は、韓国の半導体企業の成長性に対する懸念や、米国の利下げ遅延の影響が重なり、政治的不確実性が高まったことが要因とされている。
株式資金は25億8000万ドル、債券資金は12億8000万ドルの純流出を記録し、特に債券市場は昨年11月の純流入から一転して流出に転じた。
ウォン相場も急落し、昨年11月末の1ドル=1394.70ウォンから5.2%下落して1470.80ウォンとなった。
企業向け貸付も減少し、昨年12月には異例の大幅減少を記録した。
これは企業が投資を先送りする中、銀行が貸付目標を早期に達成したことや、金融当局の貸付管理圧力が影響している。
家計向け貸付も減少し、特に首都圏の住宅取引が減少したことが影響を及ぼしている。
全体として、韓国経済に対する不安が強まり、企業や家庭の投資意欲が低下している状況が浮き彫りになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b97a7880e409b3671de48e97592ca7a2ae0dbfb4
韓国株式市場での外国人投資家の資金流出についてのコメントは、政治的な要因や経済状況が影響を与えていることを示唆していました。
特に、戒厳令や大統領の逮捕が市場に不安を与え、投資家が離れているとの意見が多く見受けられました。
あるコメントでは、政権が親中・親北的な立場を取っていることが、民主主義に基づく資本市場に対する信頼を損なっていると指摘されていました。
また、物価高や弾劾問題が投資家に通用しないことも強調されており、海外の投資家が未来に対して希望を持てない状況が続いているようです。
投資は未来への期待に基づくものであるため、現状が「お先真っ暗」と判断されていることが、資金流出の一因であると考えられました。
さらに、戒厳令が適法であったとしても、その後の法律を超えた運用が国の信用を失わせているとの意見もありました。
全体として、政治的な不安定さや経済状況が絡み合い、外国人投資家の資金流出を招いているという見解が支配的でした。
ネットコメントを一部抜粋
今は戒厳令が問題なのではなく、その後に政権を握る政党が親中・親北だから…
日本の銀行も早く融資とか打ち切っておかないと、デフォルトになる可能性が高いと思いますよ。
なぜ売りが止まらないのか解るかな~物価高と弾劾以外に根本的な事がありますよ。
投資ってのは未来に対しての期待で行われるもの、お先真っ暗と判断されてるんだよね。
戒厳だけが問題ではないということを早く理解しないと投資家が離れるだけです。