富士スピードウェイで11月27日から「THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN」展が開催され、貴重なラリーカーが展示されます。日本の自動車文化とラリー文化を振興する目的で、様々な名車が紹介される予定です。
この展示会は、イタリアのマカルーゾ財団が所有する貴重なラリーカーコレクションと、日本の往年のラリーカーを一堂に集めるもので、富士モータースポーツミュージアム内の2F展示エリアにて行われます。
この企画は、2022年から2023年にかけてトリノ自動車博物館で開催された「THE GOLDEN AGE OF RALLY」展の日本版として位置づけられています。
展示される車両には、1960年代から1990年代にかけて活躍した名車が含まれ、特に注目されるのは、フィアット『Abarth X1/9 Prototipo』(1974年)、Mini 『Cooper S』(1966年)、ランチア『ストラトス』(1976年)、フィアット『131 Abarth Gr4』(1978年)、アウディ『Quattro』(1981年)、ルノー『R5 Turbo』(1981年)の6台です。
これらの車両は、ラリーカーの進化の歴史を物語っており、実業家でありコ・ドライバーとしても名を馳せたジーノ・マカルーゾ氏の遺志を継ぐ家族が設立したマカルーゾ財団とトヨタ自動車の共同企画によって実現しました。
この展示会は、日本の自動車文化とラリー文化を振興することを目的としており、ラリーカーの魅力を次世代に伝えることを目指しています。
展示会では、各車両の詳細な解説や、当時のラリーシーンを振り返る写真や映像も展示される予定です。
さらに、2024年には愛知県と岐阜県で開催されるWRC日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン2024」にて、6台のクラシックラリーカーが先行して展示されることも発表されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93e4baaa7baf7529e49f05fc8bd5699a81c0487f