アップルの中国市場でのスマホ販売が47.4%減少し、厳しい状況が続いています。競合のファーウェイは42%の増加を記録し、アップルは5四半期連続の減収を経験。最新モデルの値引きセールも実施予定です。
中国情報通信研究院(CAICT)のデータによれば、2024年11月の外資系スマートフォンの出荷台数は前年同月比で47.4%減少し、304万台に達しました。
この減少は4カ月連続で続いており、特に前月からは51%という大幅な落ち込みを見せています。
アップルは外資系スマホメーカーの中で最もシェアが高いとされており、この減少は同社の業績に直接影響を与えると考えられています。
アップルは2024年4〜6月に中国のスマホ出荷台数ランキングでトップ5から脱落したものの、7〜9月には再び5位圏内に戻りましたが、前年同期比での出荷台数は0.3%の減少となっています。
一方で、競合の華為技術(ファーウェイ)は42%の増加を記録し、4四半期連続での二桁成長を達成しています。
ファーウェイは米政府の制裁を受けつつも、国内での半導体開発を進め、最近では高価格帯のスマホを積極的に展開しています。
アップルは中国市場において5四半期連続で減収しており、2024年7〜9月期の中華圏売上高は前年同期比で0.3%減の150億3300万ドルとなっています。
さらに、アップルは2024年10月に生成AIサービス「Apple Intelligence」を開始しましたが、中国では国外のAIサービスが禁止されているため、現地での展開には課題が残ります。
アップルは2025年1月に最新モデルのiPhoneを最大500元値引きするセールを実施する予定で、これはファーウェイなどの地場企業に対抗するための戦略と考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4f925fbf0c8ba4bdaed909abb77edf6a3682f5e
Appleは中国市場での競争が厳しい状況に直面していました。
特にファーウェイが復活し、ハイエンド市場での強さを取り戻したことが、Appleのシェアに影響を与えたと多くのコメントが指摘していました。
中国市場は独自の特性を持ち、国産スマホが優位に立つ環境が整っているため、Appleが苦戦するのは自然な流れだという意見が多かったです。
また、Appleの新しい技術や製品に対する期待感が薄れつつあることも懸念されていました。
特に、AR技術に関する期待が未実装のまま放置されている点や、物理的なアプローチに偏っている点が批判されていました。
さらに、中国政府が国産スマホの使用を促進する方針を取っていることも、外資系スマホにとっては厳しい状況を生んでいると考えられていました。
日本市場においても、Appleの戦略が見直されるべきだとの意見があり、米中関係の悪化が影響を及ぼす可能性も示唆されていました。
全体として、Appleの未来に対する不安や、国産スマホの強さが際立つコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
独自OSのあるAppleはまだ健闘してる方だけど、中国市場は中華スマホ以外はあまり売れないガラパゴス市場だからね。
目玉はAppleインテリジェンスです!って言っておきながら未実装です!!じゃお笑いも同然。
その分、日本市場の重要さが解る。
見切り付けて撤退した方が良いって。
スマホで国産が人気あるのは中国も日本も同じなんだろうけど、世界に目を向けると中国産は世界でも売れてる。
中国政府が国産スマホを買い使うように指示を出している以上は外資系スマホが苦戦するのは当然。