TOYOTA GAZOO Racingアルゼンティーナは、トヨタ・カローラGRS TCRの販路拡大を断念し、2025年も南米のみでの活動を継続する方針を示しました。
要約するとTOYOTA GAZOO Racingアルゼンティーナ（TGRA）は、独自開発した『トヨタ・カローラGRS TCR』を南米大陸のTCRサウスアメリカ・シリーズを中心に展開しているが、現時点で南米以外への販路拡大を断念することを明言した。
TGRAの広報担当者は、TCRプロジェクトを他市場に拡大する予定はないとし、特に2025年には南米のTCRサウスアメリカとTCRブラジルのシリーズに参加する計画があると述べた。
この決定の背景には、世界的な物流上の課題が影響している。
TGRAは、南米以外の市場への拡大には、現地でのカスタマーサポートやアフターサービスが必要であるが、現在は他のモータースポーツ活動に集中しているため、実現が難しいと説明している。
トヨタ・カローラGRS TCRは、2022年からの開発テストを経て2023年に製造が開始され、すでに南米の強豪チームが参戦している。
オーストラリアのTCRシリーズへの参加の可能性についても言及されていたが、具体的な計画は現時点ではない。
今後もTGRAは南米での活動に注力し、他地域への展開は当面難しい状況が続くと見られている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2033359488817023de72d269a3682e94c540b7b4