元碧山の岩友親方が、引退した横綱照ノ富士との思い出を語り、対戦成績や交流について振り返りました。
引退の知らせを受けた際、岩友親方は驚きを隠せず、「やめると思っていなかった」と心情を述べました。
照ノ富士は自らの決断で引退を選んだことに対し、岩友親方は「お疲れさまです」と労いの言葉をかけました。
二人の対戦成績は、岩友親方が1勝12敗という厳しいもので、特に14年の九州場所から続いた10連敗を振り返り、「苦々しい思い出」と語りました。
思い出深い取組として、15年夏場所の千秋楽を挙げ、自分に勝って照ノ富士が初優勝を決めたことを笑顔で振り返りました。
ただ、唯一の勝利は16年秋場所でのもので、最後の対戦は17年夏場所でした。
当時、照ノ富士は大関として勢いに乗っており、岩友親方はその強さを称賛しました。
照ノ富士はその後、ケガに苦しみながらも復活を遂げ、横綱に昇進し21場所在位しました。
岩友親方はその偉業に驚きを隠せず、「もうできる人はいないのでは」と感慨を語りました。
また、二人は休養期間中にも交流があり、江東区の木場公園で偶然出会った際には、互いに声をかけ合うなど、親しい関係を築いていたことも明かされました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5ccde4ace616eeaa6f3f5a532a7a8cd971d567cd
元碧山岩友親方が照ノ富士との思い出を語るニュースに寄せられたコメントでは、親方自身の過去の経験と照ノ富士の成長が強く結びついていることが印象的でした。
親方は異国からの入門や部屋の移籍、さらには膝の手術を経験したことから、照ノ富士に特別な思いを抱いていたようです。
現役時代の怖いイメージとは裏腹に、初めての解説では感謝の気持ちや力士へのリスペクトを感じさせるコメントをしており、視聴者に良い印象を与えました。
また、ABEMA中継での振分親方との談笑の様子に対しても、親しみやすさを感じたという意見があり、親方としての新たな一面を見せていたことが評価されました。
照ノ富士の波乱万丈な土俵生活についても多くのコメントがあり、彼が大関から序二段まで落ちた後に横綱に昇進したことは、他には類を見ない偉業であると称賛されていました。
さらに、照ノ富士が持つ諦めない気持ちが感謝され、彼の姿勢が多くの人々に勇気を与えたことが強調されていました。
全体として、親方と照ノ富士の関係に対する感謝や敬意、そして照ノ富士の努力と成長に対する称賛が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
異国からの入門、部屋の移籍という共通点に加え、膝の手術を経験しているので気に掛けていたのかも。
波乱万丈の土俵生活…。
入門した間垣部屋が閉鎖されて伊勢ヶ浜部屋への移籍…。
何かのテレビで照ノ富士関は日本でいう模擬試験みたいな数学のテストでモンゴルで2位に輝いたそうな。
確かに大関から序二段まで落ちて、その後、横綱まで昇進した力士は、照ノ富士以外には想像すら出来ない。
地獄と天国の両方を見た唯一の横綱!