岐阜県高山市六厩で-17度の厳寒の中、ダイヤモンドダストやサンピラーが現れ、美しい冬の絶景が観察されました。桜沢気象予報士がその様子をレポートしました。
要約すると岐阜県高山市六厩では、厳しい冷え込みの中、ダイヤモンドダストと呼ばれる美しい現象が観察されました。
CBCテレビの桜沢気象予報士は、東海地方の極寒の地であるこの地域を訪れ、-17度という低温の中で絶景を撮影することに挑戦しました。
ダイヤモンドダストは、空気中の水分が凍り、結晶となって光を反射することで現れる現象です。
桜沢氏は、前回訪れた際には冷え込みが足りず、期待したほどの輝きが見られなかったことを振り返り、今回はより厳しい寒さが予想されるため、キラキラ度が違うと期待を寄せていました。
標高約1000メートルの六厩に到着すると、肌に刺さるような寒さを感じながらも、周囲には霧氷が見られ、「天然のクリスマスツリー」のような美しい景色が広がっていました。
地元住民も「凍み死んでまうぞこれ」と寒さを嘆く中、日の出と共にダイヤモンドダストが現れ、幻想的な光景が広がりました。
さらに、光の筋「サンピラー」も出現し、まるで神秘の世界にいるかのような感覚を味わいました。
また、-17度の環境では、干していた衣服が固まり、シャボン玉も瞬時に凍る様子が観察され、まるで固焼きそばのような食品サンプルが出来上がるなど、寒さの中にも美しさが広がっていることが伝えられました。
桜沢氏はこの挑戦を「大・成・功」と締めくくり、厳しい寒さの中でも心温まる絶景に出会えたことを喜びました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/597623c088455e860cb05073f624b646229c630e