フジテレビが中居正広さんの女性トラブルでCM差し替えが相次ぎ、スポンサー企業の動向が注目されています。調査の透明性が今後の信頼性に影響するでしょう。
今回のトラブルは、2023年6月にフジテレビが問題を認識していたにもかかわらず、関連番組『だれかtoなかい』を継続していたことが影響しています。
会見では、フジテレビが社員の関与を否定し、週刊誌の報道に対しては調査委員会に委ねるとのコメントをしました。
エンターテインメント法務の専門家である河西邦剛弁護士は、今回の会見のタイミングについて、アメリカの大株主ダルトン・インベストメンツが第三者委員会の設立を要求したことに対するレスポンスとして行われたのではないかと指摘しています。
また、スポンサー企業の株主がフジテレビへのスポンサーシップに対して透明性を疑問視している可能性があり、今後もスポンサーが離れていく流れが続くかもしれません。
さらに、調査のポイントとして、女性側の意思を尊重したかどうかや中居さんへの聞き取りが重要な要素になると考えられています。
透明性と独立性が確保された調査が行われるかどうかが、今後のフジテレビの信頼性に大きく影響することが予想されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/50416300a8946a801b6e91ce7ae1b752eb566df4
フジテレビのCM差し替え問題に関するネットのコメントでは、視聴者やスポンサーの関心が高まり、様々な意見が寄せられました。
多くのコメントは、フジテレビが性加害問題に対して真摯に取り組む姿勢を示せていないことに対する不満や疑念が表れました。
特に、女性が調査に協力しやすい体制の構築が求められている一方で、実現可能性に懐疑的な意見が多く見受けられました。
経営陣の刷新や独立した相談窓口の設置が必要だとの意見もあり、社内での解決が難しい状況が強調されました。
また、示談が成立した後の再調査に対する被害者の負担を考えると、慎重な対応が求められるとの声もありました。
スポンサー企業の動向については、CMを流すことで企業がフジテレビを支持していると見なされることに対する懸念もあり、今後の関係がどうなるのか不安視されていました。
視聴者の中には、CMを楽しみにしている人もいれば、逆にCMを流す企業に対して不信感を抱く人もおり、CMの影響力が大きいことが伺えました。
全体として、フジテレビとスポンサー、視聴者との関係が複雑であり、今後の展開に注目が集まっています。
ネットコメントを一部抜粋
女性が調査に協力しやすい体制をフジ側が作れるか
示談成立し守秘義務があるとのことだが、当局による刑事事件化に影響があるのか?
フジテレビを良く見るようになったが、CMが見たいだけだ
弁護士の人選が重要で、中立な立場の弁護士が調査しないと意味がない
スポンサーの動きは今後どうなるのか、広告代理店と企業の関係が気になる