東京大学と漁師が連携し、海の変化を調査するプロジェクトが始動。専用アプリでデータを共有し、漁業への影響を分析します。
要約すると地球温暖化が漁業に深刻な影響を与えている現状を受け、東京大学と全国の漁師が連携して日本の海の変化を調査する新たなプロジェクトが始動します。
このプロジェクトは、全国漁業協同組合連合会の坂本代表理事会長が指摘するように、特に日本近海での海水温の上昇が著しく、これにより従来獲れていた魚がその時期に獲れなくなるという問題に対処することを目的としています。
近年、日本周辺の海域では、地球温暖化の影響で海面水温が上昇し、漁業活動に悪影響を及ぼしており、魚の収獲量が減少する傾向が見られています。
これに対抗するため、日本財団は東京大学と全国の漁師と協力し、海の変化をリアルタイムで調査するプロジェクトを発表しました。
全国の漁師は専用アプリを利用して、その日の海面水温や収獲した魚のデータを東京大学の研究者に共有します。
このデータ共有により、地球温暖化が日本の海に与える影響をより具体的に分析し、漁業の適応策を見出すことが期待されています。
日本財団の担当者は、分析結果を基に漁師に適切な対応策を提案することで、将来的に魚を使った和食文化の維持に貢献できると期待を寄せています。
このプロジェクトは、科学と実業の連携によって、持続可能な漁業の実現を目指す重要な取り組みとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/505b87449487a0e9471dcadcc92dea0788f6c03a