日産自動車が湘南工場の生産縮小と数百人のリストラを発表。商用車の販売低迷が影響し、ADの生産を11月に終了予定。再建策に注目。
具体的には、商用車を製造する子会社「日産車体」の湘南工場(神奈川県平塚市)での生産体制を縮小し、数百人規模の人員削減を見込んでいます。
湘南工場では、現在商用バン『AD』と『NV200』の2車種を生産していますが、商用車の販売が低迷しているため、ADの生産を今年11月をメドに取りやめる予定です。
また、NV200についても生産縮小を検討中とされています。
このリストラは、過去に神奈川の座間工場や東京都の村山工場が閉鎖された際の大規模リストラの歴史を踏まえたもので、日産の再建には厳しい状況が続いています。
さらに、日産とホンダの経営統合に向けても、ホンダの社長が日産の再生が絶対条件であると強調しています。
今後、国内のリストラ策が日産車体だけで済むのか、注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d73566d12f114ac42360b6f1dcb576cfc18b0afc
日産の湘南工場縮小に関するコメントでは、経営陣の戦略の欠如や責任が多くの人から指摘されました。
リストラが避けられない状況にあることに対して、過去の経営失敗の影響が大きいとの意見がありました。
特に、日産とホンダの経営統合の可能性についても言及され、日産が自力での再建を果たさなければ統合は難しいとの見解が示されました。
商用車の需要がある一方で、日産の商用車のラインナップが放置されている現状に対しても批判の声が上がり、特にADバンなどのモデルが重要視されていることが強調されました。
また、経営陣の人数や報酬についても疑問が呈され、リストラを行うのであればまずは経営陣から手をつけるべきとの意見が多く見受けられました。
全体として、日産の経営再建が困難であることが強調され、今後の展望に対する不安が広がっている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
日産の経営不振は、これまでの経営陣の方々の経営戦略の怠惰に依る事も一因ではないかと思います。
商用車はもっとも利幅が薄い=収益力の低い商品だから、真っ先に整理対象になることはやむを得ないし、当然でしょう。
20年前の経営難の時は50万台の生産能力過多で2万人以上の人員削減が必要だった。
明確に分かるべきは国内外を問わずに既に日産は必要とされていないと言う事です。
経営が上手くいかないのは、経営陣の戦略が需要と合致していないのが最大の原因なのにリストラすることで改善しようとしているのは、無駄の排除とは違うことである。