最近、韓国で日本製を謳う偽サプリ広告が広がり、実態は韓国発の製品であることが明らかに。外国製品への憧れが影響していると考えられる。
要約すると最近、韓国のSNS上で日本製を謳う偽サプリ広告が広がっている。
広告には「このサプリは日本で流行していて、便がドバドバ出るので痩せられる」といった内容が見られ、実際に痩せた人の「Before/after」写真も掲載されている。
サプリ名は「インビテキシン・ダイエット」で、パッケージは日本の「キャベジン」に似ているが、ハングル表記があることから怪しさが漂う。
YouTubeではインフルエンサーがこの商品を「2000年代に日本で1位だった」と紹介しているが、日本の楽天やアマゾンでの販売実績は確認できなかった。
韓国のネット通販サイト「Qoo10」では、インビテキシン・ダイエットが「韓国サプリ」として販売されており、発送国も韓国となっている。
価格は日本での販売価格よりも安いが、製品の製造元は韓国の中堅企業であり、実際には日本から輸出されたものではないことが分かる。
このような偽広告は、日本製品に対する信頼感を利用しており、韓国内では外国製品への憧れが根強いことを示している。
逆に、日本でも韓国のコスメが人気を集めていることから、国に対するイメージが影響を与えていると考えられる。
どちらの国でも、外見に対する憧れや幻想が消費行動に影響を与えているのだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bbed2677ff19a56244c81ce73d0a6ccce4a6c594