警察庁が新たに「仮装身分捜査」を導入し、闇バイトによる犯罪の摘発と抑止を目指す。SNSでの実行役募集に捜査員が成り済まし、事前に犯罪を防ぐ狙い。
要約すると警察庁は、首都圏を中心に増加している強盗事件や詐欺などの犯罪に対抗するため、新たに「仮装身分捜査」を導入することを発表しました。
この捜査手法は、インターネット上で実行役を募集する犯罪者に対して、警察が捜査員を別人に成り済ませて応募させるもので、身分証の提示を求められた際には架空の身分証明書を示すことによって、事前に犯罪を摘発することを目的としています。
具体的には、SNS上で「ホワイト案件」といった文言を使って募集される闇バイトに対し、警察が潜入し、犯罪が行われる前に摘発を試みるというものです。
このような捜査は、これまでの「雇われたふり作戦」では身分証の提示に対応できず、摘発が難しかったため、より効果的な方法として期待されています。
警察庁は、全国の警察に通達し、近くこの運用を開始する予定です。
仮装身分捜査は、犯罪抑止にも寄与することが期待されており、応募者に捜査員が潜んでいることを示すことで、犯罪を思いとどまらせる効果も狙っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/036935c7931162218fbe17851e7248402c6d95d5