柿谷曜一朗が古巣C大阪で引退会見を開き、今後は妻と共にタレント活動を行う意向を示した。プロ19年のキャリアを振り返り、引退理由や新たな挑戦について語った。
35歳の柿谷は、プロとしての19年間のキャリアのうち、11年間をこのクラブで過ごし、幼少期から育った場所での会見を希望した。
会見にはあこがれの森島寛晃社長も同席し、涙と笑いが交錯する80分以上のトークが繰り広げられた。
引退の発表は18日に、昨季まで所属していたJ2徳島ヴォルティスから行われた。
引退の理由として、アキレス腱の痛みや、サッカー界の戦術が選手個々の特性を活かしにくい環境になっていることを挙げた。
若い頃は問題児だったと振り返りながらも、C大阪での活躍に満足感を示した。
今後は、妻でタレントの丸高愛実と共にタレント活動を行う予定で、サッカー解説などにはあまり興味がないと語った。
会見では「文化人」としての活動を目指すことを述べつつも、タレント活動に意欲を見せ、夫婦での仕事を楽しみにしている様子が伺えた。
最後には、今後の収入面についても笑いを交えながら言及し、タレント業に本格的に挑戦する姿勢を見せた。
柿谷は2006年にプロ契約を結び、香川真司と同じC大阪でキャリアをスタート。
国際Aマッチでは18試合に出場し、5得点を記録した。
通算成績はJ1で238試合52得点、J2で234試合30得点、J3で1試合無得点である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/811a91e7d2d8c042d74ffd08b27a29ab790e1c6a
柿谷曜一朗の引退会見に寄せられたコメントには、彼の今後の活動に対する期待や懸念が多く表れていました。
多くの人が、元プロサッカー選手としてのセカンドキャリアが難しいことを指摘し、特にタレント活動には厳しい意見が目立ちました。
柿谷自身の知名度や個性が、他の元選手と比較しても目立たないため、タレントとして成功するのは難しいのではないかという意見がありました。
また、文化人という表現に対しても、適切な知識や経験が必要であり、軽々しく名乗るべきではないとの声がありました。
彼のサッカーに関する知識や経験を活かし、指導者やコーチングの道を選んでほしいという意見も多く、サッカー界での存在感を持ち続けてほしいという期待が込められていました。
さらに、柿谷のプレースタイルや技術に感動したファンからは、引退を惜しむ声も多く、彼がサッカー界に与えた影響の大きさが再確認されていました。
サッカー界での活動を続けながら、彼自身の個性を活かした新たな挑戦を期待するコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
スポーツ選手のセカンドキャリアって難しい。
日本は一定の活躍をしたアスリートがそれに相応しいセカンドキャリアを築くシステムが整っていない。
柿谷の素晴らしいトラップや抜け出すプレーに何度も感動した。
サッカーの世界で生きてきた人が、世間の中でのサッカーの広がりを感じてくれたらいいと思う。
文化人とは何かってのもあるが、まあ頑張ってみて。