キヤノン新広角ズームレンズRF16-28mm F2.8の特徴と性能

キヤノンが新たに発表した「RF16-28mm F2.8 IS STM」は、ズーム全域でF2.8を実現し、小型・軽量で高画質な広角ズームレンズです。手ブレ補正やフォーカスブリージング補正機能も搭載され、撮影の幅が広がります。

要約するとキヤノンが新たに発表した「RF16-28mm F2.8 IS STM」は、フルサイズセンサー対応のRFマウントレンズで、2024年2月に発売予定です。

直販価格は18万8,100円となっています。

このレンズは、ズーム全域で開放F値F2.8を実現した大口径広角ズームレンズであり、同社が2024年9月にリリースした「RF28-70mm F2.8 IS STM」と同様に、高画質と小型・軽量の両立を目指しています。

RFレンズラインアップには、これまで「Lレンズ」以外で開放F2.8のモデルが存在しなかったため、今回の新製品により、非Lレンズでも高画質で手が届きやすい大口径レンズの選択肢が増えました。

レンズの外形寸法は約φ76.5×91.0mm、質量は約445gで、RF28-70mm F2.8とほぼ同等のサイズ感を持っています。

特筆すべきは、ISユニットの小型化により、レンズ本体がコンパクトになったことです。

レンズ構成は13群16枚で、特殊レンズとして非球面レンズ1枚とUDレンズ4枚が使用されています。

広角レンズ特有の収差を抑えるために、最大径のレプリカ非球面レンズが前面に配置されており、カメラ本体の機能で歪曲収差を補正することで、画面全体の高画質化と光学系の小型化を実現しています。

手ブレ補正機構はレンズ単体で最高5.5段分の補正効果を持ち、対応カメラとの協調制御では中央で8.0段、周辺で7.5段分の補正効果を発揮します。

また、フォーカスブリージング補正機能も搭載されており、撮影の幅が広がります。

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