KDDIがスペースXのStarlinkを利用し、船上Wi-Fiサービスを開始。最大220Mbpsの高速通信を実現し、快適な船旅を提供。
要約するとKDDIは、米スペースXの衛星通信網「Starlink」を利用し、船上向けの高速Wi-Fiサービスを開始しました。
このサービスは、通信が届きにくい海上での快適なインターネット環境を提供することを目的としています。
具体的には、東京九州フェリーの「はまゆう」号を利用し、関東と九州間を約21時間で結ぶ航路において、期間限定で実施されます。
従来の衛星通信は通信速度が数メガビット毎秒と遅く、船上では陸上の電波が届く一部エリアでしか通信ができないという課題がありました。
しかし、今回の「フェリーWi-Fi」サービスでは、Starlinkを通じて最大220Mbpsの高速通信が実現され、長時間の航海中でも家族や友人との連絡、SNSの利用、動画視聴などが快適に行えるようになります。
サービスは船内のエントランスホールやレストランなどの一部エリアで利用でき、提供期間は2024年3月31日までです。
auの利用者は無料で利用できる一方、他社の携帯電話利用者には24時間1500円の料金が設定されています。
この新しいサービスは、海上における通信環境の向上を図るものであり、今後の船旅のスタイルに大きな影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ad3574f48fb57ce39f8c91f5ea281dc0619b921